完全保存版!ハイライトについて解説いたします!

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2020.03.18

 

 
 
こんにちは!スタイリストの米山です!
 
 
 
 
 
 
 
今回はハイライトについてメリットからデメリットまで
全てを解説いたします!
 
 
 
 
 
 
早速ですが、ハイライトってこんな感じのものが多いかと思います!
 
 
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細かく地毛とブリーチが交互に入っていて、立体感や太さによっては
はっきりとした『ライン感』を強調することができるスタイルを主に指します!
 
 
 
 
 
 
メリットとしては、コントラストが強調されるので縛った時のライン感が欲しい時や
毛先までコントラストが続くので色が落ちた時に明るくなりすぎず、
立体感を残すことができるのでナチュラルからパキッとしたものまで
幅広くデザインできるという点です!
 
 
 
 
 
デメリットはコントラストが付けばつくほど(太い)入っている部分のつなぎ目が
パツんとしやすい。
ハイライトを繰り返していくとダメージが加速し、その後のヘアデザインに制限が出てしまう。
 
 
 
 
 
 
といったことが主に挙げられます!
 
 
 
 
 
 
そして、最もハイライトをする上で
皆様に知っておいて欲しいことが、
デメリットの中であげた 『繰り返していくとダメージが加速する』ということ。
 
 
 
 
 
 
 
ここからは僕の書いたイラストを元に説明していきます。
 
 
 
 
 
 
このピンクの線はハイライトだと思ってください。
 
 
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そこで、「ハイライトやってきたけど今回は全体をブリーチしたい!」というオーダーが来たとします。
 
 
 
 
 
 
 
 
実際に塗ってみます。
 
 
 
 
 
 
ペター
 
 
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 わかりますか?
 
 
 
 
ブリーチを重ねて濃くなった部分がありますよね?
 
 
 
 
 
この部分は最低でも2回ブリーチされたことになります。
 
 
 
 
 
そして、塗られてない薄くなっている部分は
ハイライト履歴、つまりブリーチ履歴が1回。
 
 
 
 
 
このブリーチが重なって濃くなればなるほど
ダメージレベルが加速していきます。
 
 
 
 
 
そして、そのダメージ(髪の負担)の差は
埋まることはありません。
 
 
 
 
繰り返していくことで、
ハイライトを入れた部分はやがて切れます。
 
 
 
 
 
 
でも、ここでみなさん疑問が一つでませんか?
 
 
 
 
 
 
「じゃ、ハイライトの部分を避けてブリーチしていけばいんじゃないの?」
 
 
 
 
冷静に考えればそうなりますよね、、、
 
 
 
 
 
 
 
では、その方法で実際にやってみましょう!
 
 
 
 
 
 
 
 
ペッ
 
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はい。またもや濃い部分が出てきました。
 
 
 
とっても繊細に塗ったつもりですが、ハイライトって実際の髪の毛には
もっと不規則に入っていたり、乱雑に入っていることが多いので
これより難しいかと思います。
 
 
 
1本1本正確に分けとっていくことは、難しい。
むしろ、不可能なんです。
 
 
 
 
 
つまり、必ず前回の履歴ぶつかってしまうということです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
では、果たしてハイライトって悪なの???
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答えはノー。
 
 
 
 
 
 
 
 
回収することが難しいハイライトって、基本的に細すぎるか不規則に入っていることが
多いですが、その逆で回収可能なハイライトを入れればダメージを最小限に抑えて
スタイルチェンジをすることが可能です!
 
 
 
 
 
 
一概にハイライトは否定できませんが、ただデザインカラーの中でも
ハイライトっていうもの入れる美容師さんの考え方や技術力によって
その後が大きく左右してくるということです。
 
 
 
 
 
 
ハイライトに限ったことではありませんが、
ブリーチを使ったデザインカラーはしっかりとした知識がないと
その時はいいかもしれないけど、カラーを重ねていくにつれて
状態が悪くなっていきます。
 
 
 
 
 
 
知識を持つこと、それは美容師はもちろん当然なんですが、
これからの時代はお客様も知識を持っているだけで、
ヘアーのクオリティは変わってきます!
 
 
 
 
 
 
 
その場の『 映え 』より
今後『 映え続けられる 』ようなデザインのご提案ができればと思います!
 
 
 
 
 
 
 
以上が僕の伝えたかった『 ハイライトの豆知識 』でしたー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
チャンチャン♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

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